関口新進流「新心館」

宗家あいさつ

ご挨拶

十三代宗家 関口芳夫氏広
関口新心流 十三代宗家 関口芳夫氏広

 わが国の古武道は、日本民族の歴史の中に伝統として生き続け、古人達によって育まれて現在に継承されてきた貴重な文化遺産であります。
 当流は柔術を根幹とし、剣術、居合術も有する総合武術の流儀であります。江戸時代、全国に伝播しましたが、当家は流祖関口柔心以来約四百年間、創流の地和歌山で一子相伝により流儀を護持してまいりました。また、多数の伝書や武具が残されており、江戸時代の業をそのままに伝承しております。
 なぜ平和な現代に前近代的な武術でしょうか。ますます国際化する社会にあって、日本人として対応していくために、先人の残した文化を学び、武術の稽古をすることは、精神的・身体的高揚に最適であると思います。
 試合で勝負を争うのではないため、老若男女・武道やスポーツの経験のない人でも修業できる武道であります。
最後にこのホームページを御覧いただき、古武道や関口新心流という伝統文化に少しでも興味を持っていただければ幸甚に存じます。

平成21年 10月吉日 関口新心流十三代宗家 関口芳夫氏広  

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